人工物と自然について  第一部

エコとナノテクノロジーにうんざりしている皆様こんにちは、張 本人ことジェル野です。



今日もオチのない話を書きます。



「人工的」なものと「自然」のものってあるじゃないですか?
それについて前から不思議に思ってたんですよ。


人間が作ったビルとかを「人工物」と言って、それ以外の山とか川とかを、「自然」と呼ぶ訳ですよね。
でも、その理屈で言うと人間それ自身は「自然」じゃないですか。
その人間が作ったものを「人工物」と言う。


でも、例えばハチの巣とかを「ハチ工物」とは言わないですよね。アリの巣も「アリ工物」とかは言わない。ハチだってアリだって人間だって同じ「自然」の生物なのに。
何で、地球上に数ある生物の中で、人間が作ったものだけを特別に「人工物」と呼ぶんでしょう?



人工の物が地球の生態系を壊す「異物」だから?
でもそれは飽くまで人間を他の生物と違う特別なものだと考えるからそう思うのであって、人間も環境の一部だと思えば、今の状態は環境破壊ではなく生態系のシステム移行の過渡期といえないですかね。



そう考えると、手塚治虫H.G.ウェルズが描いた未来とは別の未来も想像できるような気がするのです。
ちょっと、ここからかなり飛躍した話になりそうなのでまた明日以降に書きます。