幽☆遊☆白書

今日も会社が休みだったので、高尾山に・・・行くつもりだったんだけど、ちょっと気が変わって鎌倉を散歩。
通り道に、閻魔大王のまつられている「円応寺」という寺があったので拝観した。
閻魔大王を中心に、死者が冥界で会う「十王」が本堂にずらりと並んでいる。



間近で見るとマジで顔怖い!!
死んだらこの十王に一人ずつ会って(あ、平等王だけはちょっと優しい顔だ)、生前の罪を洗いざらい調べられて、六道(上から天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)のどれに生まれ変わるのかが決まるのだとか。地獄についても色々説明が書いてあったけど、無間地獄、大焦熱地獄、阿鼻叫喚地獄、とか名前を聞いてるだけでつらそう。


どうしてこんなにしんどい物を考え出さなければいけなかったのか。


昔の人は、今と比べて情報が少なかった分、想像力も逞しくなるし、何事においてもストイックにならざるを得なかったのだろうと考えると、自分が犯した『罪』の意識に苛まれるうち、こういう地獄みたいなものを考え出しちゃったのだろうなーと思い、心中察するに余りある感じでした。


それに比べたら現代人はお気楽だよ。
外人がアイスクリーム食べながらお寺を歩いているよ。
空は青く、蝉の声がミーンミンミンと。
そうだね今日は8月のど真ん中、夏真っ盛り。忘れてた。