俺のやりたい事

何が欲しいんだ?の音楽は、アバンギャルドだし、カウンターミュージック(→スタンダードな音楽を否定する事によって成り立っている音楽。)である事は自覚している。


2011年後半くらいに山下達郎がインタビューで言っていた、言葉が今も残ってる。「実験音楽とかアバンギャルドっていうものは、社会が安定している時代には一部で必要とされるけど、社会が不安な時にはまっとうな音楽以外は不要である」(細かい言い回しは忘れたけど)もちろん震災後の不安定な情勢を踏まえての発言だと思う。
これにはドキッとした。
その通りなんじゃないかと思った。


でも、2013年2月現在、俺の中では、世の中はなんだかんだいって「まだ」安定してると思う。
そして、カウンターミュージックへの需要も感じている(俺自身が)。


だからまだまだ追求していくぞ。タイラジャズという新しいビートの概念を。
昔から俺が作りたいのはいつでも実験音楽だった。
曲を作る時には、創るというより「発明する」という感覚が近かった。
(だから、今の何が欲しいんだ?の作曲の仕方とかは、ある意味その原点に帰った感じがある)


スタンダードな音楽の流れを分解して再構築するようなことがやりたい。実はそれってすごく非音楽的な行動なんだけど、例えて言うなら、好きになった女の子に対して、「付き合いたい」より「内臓の配置を知りたい」というくらいまっとうではない事なんだけど、そんな変態に産まれてしまったんだからしょうがない。
世間に需要がないとしても、やり切りたい。




今日は歯医者行ってきた。やっと一箇所治療が終わったけど、あと3箇所もある・・・
先生が一人しかいない医院なので、2〜3週間に一回しか予約がとれない。もどかしい。