TPP

普通にブログ更新一日スルーしてしまったよ。
すいません(誰に?)
こういう事はまああると思います。


そして今日は弟のみっちゃんの誕生日でもあります。おめでとう!!25歳か。良い20代を過ごしてるね。君の未来は、前途ようよう前頭葉だ!!



さて、今日書く事は一応前もって決まってたんで、それを書きます、というかペーストします
====================



TPPについて、ずっと良く分かってなかった。
っていうかあんまり考えてなかった。



例えば原発問題は、「環境問題VS経済」っていう構図が見えるから分かりやすいんだけど、TPP問題は「経済VS経済」だし、賛成派も反対派も「日本のため」と言って主張してるから分かりづらい。
反対派は「TPPに参加すると日本はダメになるよ!!」って言うし、
賛成派は「TPP参加しないと日本はダメになるよ!!」って言うし、
どっちの言う事もうさんくさい。


でも、どうやら賛成派と反対派の間で、この『日本』という言葉が指してる物が違うんじゃないか?って言う事は薄々分かって来た。


TPP賛成派が言う、参加しないとダメになる『日本』というのは、日本の国際競争力の事で、
TPP反対派が言う、参加してしまうとダメになる『日本』というのは、日本国内の伝統や秩序の事なんじゃないかと。



賛成派はむしろ、今までの制度や関税の仕組みが国際競争力の足枷になってるから、一旦全部ぶち壊せと、そういう話なんじゃないですかね!?
(違ってたら教えてください)
参加する事により、日本と海外(と言ってもTPP加盟国だけだろうけど)との壁がなくなり、より大きな世界になっていく。



上の考え方で大筋合ってるのなら、グローバリズムよりローカリズムでしょ、っていう俺のスタンスからすると大体意見が決まってくる。



あと、単純に考えればTPPに参加するとかなりヤバそうなのに、なぜTPP賛成派がこんなにも根強いのかっていうのも納得がいく。日本国民お得意の自己否定心理につけこんで、「TPP参加しなかったら現状のまんまだよ?いつ変えるの?今でしょ!!」方式で追い込んでるんでな。
俺はいつでも現状肯定から思考を始めたいと思う。




グローバル化が100%悪い事とは俺には言い切れません。
でも「グローバル化」っていう頭悪そうな思考回路に落ち込んだ時点で、グローバル化していく事の本当の良さは全て忘れ去られてしまってる気がする。
本当は経済的な面ではグローバル化しないで、文化的・意識的にどんどんグローバル化してけばそれがいいと思うんだけど。
グローバル化って言いすぎ)



根本的な主張をすると、俺が世の中に向かっていって欲しいのは、お金の価値がもっと低い社会。
でもこの言い方って、「〜じゃない社会」って言ってるんだから(俺の嫌いな)現状否定の発想なんだよね。「○○の価値がもっと高い社会」って本当は言いたいんだけど、その○○を埋められないのは、俺が産まれた時、すでに世の中は金金金の世の中だったのだ。それ以外の世の中をうまく想像できないのだ。
「人生、結局は金でしょ」っていう言葉には強く反論できても、「世の中、結局は金でしょ」っていう言葉には、どうもうまく反論できない。
でもいつかは反論したい。


「○○」を今、模索中です。